休職ってどう会社に切り出す? 私は上司に「体調不良で休みます」しか言ってません
「休職したい。でも、それをどう会社に切り出せばいいんだろう」
私もそうやって悩んでました。何て言えばいいのか。休みたいけど、そこまでじゃないかなとか、プロジェクトのメンバーに迷惑がかかるかな、とか。
でも、先に結論を言います。私は、休職に入ることに関して、ほとんど職場の人と話しませんでした。 上司に送ったのは「体調不良で休みます」というチャットだけ。あとは診断書をフォームに送ったら、あとは総務の人が担当してくれました。そして、そのまま休職に入りました。
今日は、その実際の休職申請の流れを書きます。
これは会社によって仕組みが違うのでなんとも言えないところですが、言いたいのは
「診断書」があることによって、会社はそれに対応しないといけなくなる。あなたの口から上司とやりとりする必要はないかもしれない
ということです。
診断書という書類を通して、主治医と総務に代理で話させるイメージです。
私の場合、実際はこう進んだ
順番でいうと、こうでした。
- ① 上司に「体調不良で休みます」とチャットで一報
- ② 精神科を予約して受診
- ③ 出た診断書を社内フォームに提出
- ④ 総務が休職手続き
きっかけは、在宅勤務の朝に「ボールペンをへし折った日」の翌日でした。
さすがにこれはまずいと思って、まず精神科を予約。そのうえで上司には「体調不良で休みます」とチャットで一報だけ入れて、いったん休みに入りました(最初の数日は有給です)。
そして後日、予約した精神科を受診したら、その場で適応障害の診断が下りました。診断書もその日のうちに(即日で)出してもらえました。有無を言わさず休職、という感じで、自分で「休みます」と決意表明する隙もなかったです。お医者さんに「はい、休みね」と決めてもらえた、と言ったほうが近い。
- 精神科:ボールペン事件の翌日に予約 → 後日受診(受診したその日に診断書まで即日発行)
- 診断書の文書料:自費で 3,000〜5,000円くらい(保険がきかないことが多いので、現金を財布に入れておいてください。)
診断書の何が強いかというと、自分の口で「しんどいので休みたいです」と言うと“お願い”になるけど、診断書があると“医師が就労困難と判断した事実”になること。話が交渉じゃなくて事務手続きに変わるんです。私が診断書をもらった瞬間に気持ちが楽になったのも、たぶんこれが理由です。
会社には、実際なんて言ったか(ほぼ言ってない)
ここが一番聞きたいところだと思うので、正直に書きます。
私が上司に送ったのは「体調不良で休みます」だけ。 病名(適応障害)すら伝えていません。普通に有給を申請するのと同じテンションで、チャットで一報を入れただけです。
病名は診断書に書かれているので、把握はしていると思いますが、あなたの口から直接言う必要は無いんです。
そんなあっさりで済んだのは、私の会社に休職を申請するためのフォームがあって、そこに診断書のPDFを送る仕組みだったから。受診後にフォームへ診断書を出したら、すぐ総務に伝わって、そのまま休職に入りました。上司と「休職するか話し合う」みたいな重い場面は、正直ほとんどなかったです。
だから、休職に入ってからは上司ともほぼ連絡を取っていません。 業務で必要な引き継ぎ・伝達だけを、総務を通してやり取りしていました。弱ってる時に気を使う相手と直接やり合わなくて済んだのは、今振り返るとすごく助かりました。それだけで消耗するので。
もちろん、会社によっては上司に直接きちんと伝える必要があるところもあると思います。でも私が言いたいのは、“立派に切り出す”必要はないかもしれないってこと。私みたいに「体調不良で休みます」+診断書、で通る会社もあると思います。病名だって、言いたくなければ言わなくていいはずなんです。
もし直接ひとこと言う場面があるとしても、意識するのはこれくらいで十分だと思います。
- 謝りすぎない。 休むのは権利で、謝罪案件じゃない。「ご迷惑をおかけしますが」を1回言えば十分
- 自分から細かく説明しない。 何がどうつらいかを全部話す義務はないです。「体調不良で」で十分だし、病名を伝える義務もない。根掘り葉掘り聞かれても「主治医と相談して」で返してOK
休職に入った後の「お金の問題」
私の場合はフォームに診断書を出したら、あとは総務が休職の手続きを進めてくれて、びっくりするくらいスムーズでした。揉めることも、引き止められることもなかったです。最初の診断書に書かれていた休職期間は約1ヶ月。休職できる期間も、基本はこの診断書に沿って決まりました(このあと、復帰できずに延長していきますが)。
ちなみにお金まわりだと、最初の数日ぶんは有給を当てて、そこから休職に入りました。この「有給と休職の境目」は傷病手当金の“待期期間”とも関係してくるんですが、話すと長いので、お金の実録は別記事にまとめます。
そして休職に入ると、次に必ず出てくるのが 「傷病手当金」 の話。休職中の収入をどうするか、です。ここは会社の担当者も詳しくないことがあって、自分で動いたほうが早かったりします。申請の実録は、別の記事に全部まとめました。
最後に
もし今、「どう切り出そう」で頭がいっぱいで固まってるなら。あなた対上司の対決じゃなくて、医師の判断を会社に取り次ぐ事務連絡なので、気負う必要は本当にありません。
あなたより医者の方が権威があります。頼りましょう。
私は上司にチャットで「体調不良で休みます」と送って、診断書をフォームに出しただけ。それで、ほぼ自動で休職に入りました。切り出す勇気を振り絞る前に、まず病院に行って診断書をもらう。順番はそれで大丈夫です。
※これは私の会社での私のケースの記録です。就業規則や休職制度は会社によってかなり違います(申請フォームがない・上司への直接連絡が必要な会社もあります)。実際の手続きは勤務先の規定と、必要なら主治医・専門家に確認してください。