休職中のリアルなお金問題を全て公開!実家や同居という選択。そして恐ろしい社保の請求。

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はじめに

私は、諸事情あって母と同居してます。

ここで盛って「一人暮らしで家賃も光熱費も全部払って頑張って乗り切りました!」みたいな話を作るのは、嘘になるので話しません。

なので今日は、 無職期間のお金を軽くする方法として、実家に頼る・親と同居はアリ。むしろ、一人で頑張る方が潰れる という話を、私のリアルな数字でお伝えします。

こうやって潰れてしまう人ほど「一人でなんとかしなきゃ」と思ってしまうんです。その方が危ないということを伝えられたらと思います。

収入が止まる恐怖と、「同居」という選択

休職して一番怖いのは「毎月、減っていくだけの口座残高」だと思うんです。

給料日だったはずの日に何も入ってこなくて、でも家賃も光熱費も容赦なく引き落とされていく。いつも天引きされている社会保険料の振り込みもやってくる。

いつも入ってくるはずのお金が急に入らなくなることの恐ろしさ、喪失感は思っているよりも大きいです。

その恐怖に一番効くのが、身も蓋もないですが固定費を物理的に減らすことです。

そして固定費で一番大きいのは、たいてい住居費です。ここを実家に戻ったり、同居して軽くできると、だいぶ心も軽くなります。

私の場合

実は、実際に休職する約1年前に、「ダメかも」と思った時期がありました。

当時いた別のプロジェクトでストレスがガンガン溜まって、一人暮らしを続けるだけの気力がまるっと尽きて、母と同居することにしたんです。本当は一人暮らしを続けるつもりでしたけど、やむを得ずです。

今だから言えますけど、本当はあの時点で病院に行くべきでした。 サインは出てたのに「環境変えれば元気になるはず」で済ませちゃったんですよね。結果、その1年後にちゃんと適応障害の診断が出て休職、という流れです。

人間、切羽詰まらないと病院に行かない生き物だっていうのを、自分で証明した形になりました。

ちなみに、うちはいわゆる「実家(親名義の一軒家に出戻り)」ではありません。

母と二人で賃貸暮らしです。父はいません。「実家に頼れば余裕」という話とはちょっと違って、賃貸育ちの母子家庭が、賃貸のまま同居している、というのが正確なところです。

これ、あえて書いてるのには理由があって。「実家」って言葉には、なんとなく「持ち家がある」「両親そろってる」が前提として乗っかりがちなんですけど、実際は賃貸で育った人も、ひとり親家庭の人も、めちゃくちゃ多いはずなんですよね。

だから伝えたいのは、「実家」というほど立派な実家じゃなくても、同居という選択肢は十分アリだし、固定費はちゃんと軽くなるってことです。持ち家も両親そろってることも、同居の条件じゃないので。

同居で「軽くなったもの」と「それでも自分で払うもの」

正直ベースで、実数を出します。プライバシーで少しだけ丸めてますが、実感はそのままです。

同居で軽くなったもの

  • 住まい:私は母に 月5万円 入れています。これで住む場所が確保できています。一人暮らしなら、都内だと家賃だけで7〜9万+敷金礼金・更新料・etc…がかかるので、ここが一番デカい。
  • 光熱費:自分では払っていません(0円)母名義で払ってくれています。
  • 食費:自己負担ぶんは 月1万円くらい(ばらつくのでならすと、です)。一人暮らしの食費より明らかに軽いです。
  • Wi-Fi:インターネット無料の物件に入居したので、かからなくなりました。

同居でも、自分で払っているもののまとめ

  • 母に入れる 5万円
  • 食費 約1万円
  • スマホの通信費日本通信SIM で月1,390円(大手キャリアから乗り換えただけで、ここは誰でも即効く。格安SIMの話はいつか別記事で)
  • 交通費 月7,000円 (これもばらつきがあるので、ならすとこれくらい)
  • 医療費 月5,000円(休職の申請や、傷病手当金の申請のため、診断書をもらう必要があります。詳しくは別記事で)
  • その他の雑費ざっくり1万円 日用品、被服費、交際費、その他諸々の出費です。洋服代は中古ショップの活用で大幅に減らせました。 この辺もまた別記事で詳しく書きたいと思います。
  • 火災保険年3,500円(月あたり300円弱)

これを全部足すと、私の生活まわりの固定費はざっくり月8万4千円(83,682円)。同居のおかげで、これだけで生活はひとまず回ります。

余裕だと思いますか? ……実際は、これだけではありません。 ここで終わらせてくれないのが、日本の制度です。

「健康保険料・厚生年金・住民税」の支払いは、給料が無くてもやってくる

休職して給料がゼロになっても、社会保険料(健康保険・厚生年金)と住民税は、1円も待ってくれません。

私の場合ですが、休職中は会社に毎月、約55,000円を振り込んでいました(給料が出ないので、天引きもされない。会社から請求されて振り込む形。健康保険・厚生年金・住民税などがコミコミ)。

ここは人によって異なるところですが、給与明細の「控除」の欄とほぼ同額です。

給料ゼロなのに、毎月5.5万円が出ていく。初めて振り込み依頼が来たとき、「高っ!」って声が出ました。普段、給料から天引きされていると、気づきにくいですよね。

とくに住民税は“昨年の稼いだ額”に対してかかるので、今の収入がゼロでも、去年の収入額に従って請求が来ます。よく見ますよね。芸能人やスポーツ選手が、遅れてくる住民税の取り立てで苦労しているのを。

つまり、私の休職中のリアルな固定費はこうです。

休職中のリアルな固定費

  • 生活まわり(同居で節約済み):約8.4万円
  • 社会保険料・住民税など(会社へ)5.5万円
  • 合計月およそ14万円(138,682円)

同居で生活費を8万円台に抑えても、制度の固定費が乗っかって結局14万近い

ここを知らずに休職に入ると、通帳が想定の倍速で減って青ざめます。これが休職中のお金の、一番のワナ。先に知っておいてください。

(退職後は社会保険料が国保・国民年金に変わって、無職なら免除も狙えます。住民税のしんどさも含め、ここは後の記事で詳しく)

削ったもの・削らなかったもの(ここに性格が出る)

休職に備えて、固定費を見直すとき。 何を切って何を残すかに、その人の“いま”が出ます。私はこうしました。

削減したもの

アイドルのファンクラブ、解約しました。

でもこれ、お金が惜しくて辞めたというより、会社を辞めて、事業所得の獲得に本腰を入れると決めたからなんですよね。「コンテンツを享受する側」から「自分がコンテンツを提供する側」に、気持ちを振り切りたかった。 休職したことによって、他人の人生ではなくて、自分の人生に強制的に向き合わされたんです。 推し活を否定してるわけじゃなくて、私は今このフェーズ、というだけ。(落ち着いたらまた戻るかもしれない。人生は長い)

残した/むしろ残すと決めたもの

  • リベシティ(月3,300円):自己投資
  • Claude、パスワード管理ソフト(月4,000円) :事業投資
  • iDeCo(月5,000円)の老後積立:株式投資

ここは“消費”じゃなくて“投資”なので、固定費だけど削らない。ファンクラブは一旦辞めて、稼ぐ道具と将来の積立は残す。(正直、iDeCoは無収入だと節税メリットが薄れるので減らす手もあるんですが、私は“未来の自分への仕送り”だと思って今は最低額で続けてます。このへんの判断はまた別記事で)同じ「毎月出ていくお金」でも、消費か投資かで扱いを変える

無職期間って、実はこの棚卸しをする最高のタイミングだったりします。

正直に言うと、後ろめたさもあった

きれいごとにしたくないので書きますけど、「いい大人が親に頼るの、どうなの」っていう後ろめたさ、ありますよね。

自立してたはずが、逆戻りした感じ。私はもう27歳なので、その辺の考えも強かったです。

でも、ちょっと考えてほしくて。

  • 動物だって弱ったら巣に戻る
  • 無理して一人で消耗して、貯金を溶かしながら回復も遅らせるより、さっさと固定費を切って回復に全振りするほうが、経済的にも合理的

同居できる環境があるなら、それは甘えじゃなくて戦略です。

使えるカードは使う。それだけです。何も後ろめたさは感じなくて良いのです。

同居できない人へ(固定費を軽くする他の手)

とはいえ、事情は人それぞれ。

「頼れる同居先がない・戻れない・戻りたくない」人もたくさんいますよね。

その場合でも、固定費を軽くする発想自体は同じで、こういう手があります(私はここは実体験じゃないので、“選択肢の紹介”として書いています)。

  • 家賃:更新のタイミングで安いところへ/家賃を抑える相談。値切り交渉。
  • スマホ格安SIMに変えるだけで月に数千円変わる(私の1,390円がまさにこれ)
  • 社会保険料・税金無職期間は「免除・猶予・減免」が使える制度がいくつもある(国民年金の免除、国保の減免など)。ここは後続の記事で実録として詳しく書きます
  • 傷病手当金でベースの生活費を確保する → 傷病手当金の申請記事

貯金はいくらあれば安心か(私の場合の逆算)

最後に「結局いくらあれば?」について。

人によって全然違うので断定はしませんが、逆算のやり方だけ置いておきます。

私は簿記3級とFP3級を取得していますが、そこで学んだ整理の仕方を、自分に応用しているだけです。専門的な助言ではないことをご留意ください。

「無職でも消えない固定費」×「無収入で耐えたい月数」=最低ラインの目安

私の場合、休職中に最低限出ていくお金は、さっきの通り月およそ14万円(生活まわり8.4万+社会保険料・住民税5.5万)。なので単純計算だと、

  • 半年ぶん = 14万円 × 6ヶ月 = 約84万円
  • 1年ぶん = 約168万円

「同居してるのに意外とかかる」って思いました?

そうなんです、社会保険料と住民税が効いてます

ここに休職中は傷病手当金という“入ってくるお金”が足されるので、実際に必要な貯金はこれより下がります。

それでも、“生活費だけ”で計算すると確実に足りない。この社保・住民税ぶんを見落とさないのが、休職のお金でコケないコツです。

じゃあ同居してなかったら?

生活まわりが8.4万→15万くらいに増えるので、休職中の固定費は月20万超。同じ半年で120万必要になる計算です。

同居はこの“制度の固定費”には効かないけど、“生活費”は6割以下に抑えてくれる。私が同居を選んだのは、この効果がデカかったからです。

同じ計算を、あなたの数字でやってみてください。

休むのが恐いのは、具体的な金額が見えないから

具体的な金額が見えたら、それはもう「予定」になります。

このブログは、その“予定”を立てるための他人の実数を、これからも全部置いていきます。

まずは、最低限の生活に必要な固定費の額を算出するところから、やってみましょう。

これから休職するかも・会社辞めるかも、という人にとって、一助になれば幸いです。

→ お金の動き全体は「お金の全記録」(ハブ記事)にまとめています。

※これは私個人の家計の記録・考え方です。必要な貯金額や制度の使い方は状況によって変わるので、判断は自分の数字とお金の専門家・公式情報で確認してください。

#休職 #家計 #同居 #実家 #傷病手当金
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memi

元エンジニア。簿記3級とFP3級を持ったまま適応障害で休職し、2026年7月末に退職。失業手当をもらいながら11月の開業を目指す道のりを、日付と金額つきで実況中。

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